楽天カードの海外旅行保険にお世話になった話

皆さんは海外旅行に行くとき、海外旅行保険をつけていますか?

私は以前、香港・マカオに6泊7日で旅行に行ったとき、使うことはないだろうなーと思いつつも念のため、行きの空港までの電車賃を楽天カード払いにして、楽天カードの海外旅行保険をつけていきました。

その頃はあとあとその保険にお世話になるとも知らずに・・・。

結果、帰国後のプチアクシデントが補償対象となったので、つけておいて良かったです。

適用された海外旅行保険の補償内容
  • 補償の種類/携行品損害(紛失)
  • 損害品/スーツケース(伸縮ハンドル)、バッゲージラグ
  • 事件現場/関西国際空港
  • 支払われた保険金/9,505円
  • 支払われた時期/紛失日から3週間後

 

旅行を終えて帰国した時に私の身に起きたプチアクシデントを、よかったら聞いてください(>_<)

 

帰国後スーツケースの伸縮ハンドルが無くなっていた!

香港・マカオ旅行を充分に楽しんで、ようやく7日ぶりの日本に帰国。

楽しかった思い出に浸りながら飛行機を降りて、荷物受け取り場に向かいます。

 

ここで自分のスーツケースを受け取った瞬間、娘と唖然・・・。

取っ手の部分である伸縮ハンドルが抜けていて無いのです。

これがその時に撮った写真です。

 もうびっくりして二度見してしまいました。

なんで?どうやったらなくなるの?(-_-;)

 

しかもこのスーツケースの伸縮ハンドルには、旅行中に香港ディズニーランドで一目ぼれした、買ったばかりのバッゲージラグをつけていたのですが、それごと無くなっていたのです。

このアクシデントによって、楽しかった旅行から一気に現実の世界に戻されました。

周りが当たり前のように自分のスーツケースを見つけてニコニコ笑顔で帰っていく中、私と子ども達はその場に呆然と立ち尽くしていました。

誰かに盗られたのか、ネジが緩んでいたか何かで輸送中や移動中に外れてしまったのかは分からないですが、本当に悲しかったです(;_;)

娘は誰かに盗られたと思い込み、悔しかったようで泣き出してしまいました(^_^;)

 

『LCCではこういうことも起こり得る』空港職員の対応はあっさり

荷物受け取り場にいた関空の職員に事情を説明するも、

『LCCではこういうことも起こり得ますので、お荷物の保険に入られている場合はそちらのほうにお問い合わせください。』

と、まぁなんともあっさりした返答。

 

LCC” = LowCostCarrier

Cost(コスト)Low(ロー)な代わりにそれなりのリスクもあるよ、ということですね。

 

職員の言っていることはごもっともで意味も理解できるし、仕事中で忙しいのも分かるのですが、こちらが落ち込んでいるにも関わらず、あまりの職員の冷たい対応にさらに落ち込みました。

せめて落ちていないかどうか探すくらいしてくれたらいいのになぁと。

一応頼んで、荷物がでてくるカーテンの向こう側のところに落ちていないかどうか見に行ってもらいましたが、すぐ戻ってきて『落ちていなかったです。』とのこと。

もういいや。これ以上進展がなさそうだし諦めよう(;_;)

 

ちなみにこのとき利用した航空会社は「香港エキスプレス」でした。

香港エキスプレスのホームページを見ると、荷物破損の場合は到着ロビーの手荷物サービスカウンターまでご報告ください、とは書いているものの、下記の文面により心を折られました。

  • 通常使用や通常の空輸で生じた手荷物の損害については一切責任を負いかねます
  • 手荷物受取所を出てからの申告の場合、旅行保険での保険金請求用のレポートを渡すことのみ可能

んー、文面を見る限り免責事由に該当しそうだし、この日手荷物を受け取った時間は夜の2030

くたくたに疲れていて一刻も早く家に帰りたいのに、その時間からレポートをもらいにサービスカウンターに行くのもしんどい。

もはやLCCだからあまり期待できない()

ということで、楽天カードの海外旅行保険に期待することにしました。
(行きしなの空港までの電車賃を楽天カード払いにしたので、保険が付帯しているはず。)

 

さて、関空から自宅に帰るにしても1時間以上かかるうえに、他にもボストンバッグやらお土産やらたくさん荷物があるのに、この大きいスーツケースを伸縮ハンドルなしで家まで持って帰るなんて無理・・・

と泣きそうなほどに弱っていたら、なんとサプライズで母親が空港まで迎えに来てくれていました!

おかげで自宅まで無事に帰宅することができました。

困った時に登場する偉大なる母。本当に助かりました。

 

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楽天カードの海外旅行保険の申請の流れ

さて、旅行後の片付けも終わり、早速保険金の申請について動き始めます。

海外旅行保険を申請するのは今回が初めてだったので、まずは楽天保険デスクに相談の電話をしたのですが、その時対応してくださったお姉さんがとても親切で丁寧に教えてくれて、救われる思いでした(;_;)

 

保険金の申請から受け取りまでの流れ
  1. 楽天保険デスクに電話相談、必要書類の確認
  2. スーツケースの修理見積り代を提出するため、修理屋さんに見積もり依頼
  3. 保険会社から届いた申請書類に記入、必要書類をそろえて提出
  4. 無事に保険金が振り込まれる

 

申請に必要だった書類

私の場合の、携行品紛失による申請に必要だった書類は下記6点です。

④番のスーツケース伸縮ハンドルの修理代の見積もり書類だけ、修理屋さんとのやりとりがいるために少し時間がかかりましたが、残りの書類は簡単に用意できました。 

保険金請求に必要だった書類
  1. 保険金請求書
  2. 携行品損害事故内容報告書
  3. 紛失物の購入時の領収書
  4. スーツケース伸縮ハンドルの修理代の見積もり書類
  5. パスポートのコピー
  6. クレジットカード利用証明書類

 

①と②については保険会社から郵送で送られてくるので、記入例を見ながら記入します。


③番の紛失物の購入時の領収書について
スーツケースについては購入当初から数年がたっており、レシートが残っていなかったため、だいたいの購入時期と購入価格を②番の書類に記入しました。

もしレシートが残っていなくても、スーツケースのメーカーをもとにネットで販売価格を調べて記入してもいい、とのことでした。

バッゲージラグについては、現地で購入時にもらったレシートを保管していたので、捨てていなくてよかったです。

85HKD(香港ドル)で購入したのですが、購入日時点でのレートをかけて計算した金額=1,165円で提出しました。

 

④番のスーツケース伸縮ハンドルの修理代の見積もりについて
楽天保険デスクに確認すると、「かばんの修理屋さんを自分で探して、紛失したハンドル部分の修理代の見積もりを出してもらって下さい。」とのことでした。

その際、仮見積もり書でも可とのことでした。

ネットでかばんの修理屋さんを検索して、持ち込まなくても無料で仮修理見積りをしてくれる兵庫県の「山崎工房」という会社を見つけて、実物の写真とサイズをメールで送付して、修理代の見積もり額を算出してもらいました。

店舗に持ち込まないと見積りはしない、見積もりは有料、というお店がたくさんあった中で、ネット上で無料で仮見積りをしてくれるという良心的な点が非常に助かりました。 

提示された伸縮ハンドルの見積額
  • 伸縮ハンドル交換 8,000円前後
  • 往復送料(全国一律) 2,500円

    合計  10,500円
    税込み 11,340円 

先方からの上記の見積り額が記載されたメール画面を印刷して、必要書類として添付しました。

 

 ⑥番のクレジットカード利用証明書類について
これは楽天カードの海外旅行保険を付帯させるための条件として、行きの空港までの交通費or海外旅行代金をクレジットカード払いにしている証明として、提出が必要なものです。

私は空港までの行きの電車賃をクレジット払いにしていたので、その時もらった領収書を添付しました。

 

支払われた保険金9,505円の詳細

以下が実際に支払われた保険金の内訳です。

支払われた保険金の内訳
スーツケース修理代 11,340円
バッゲージラグ購入額 1,165円
免責金額(自己負担額) -3,000円
支払われた保険金    9,505円

 

スーツケース修理代については、送料込み・税込みで提示した額11,340円のまま計算してくれていました。

紛失日からたったの3週間後に保険金が振り込まれました。

この保険金でスーツケースのハンドル交換を依頼しようかとも思ったのですが、そろそろ新しいものに買い替えたかったので、次のスーツケース代にとっておくことにしました。

山崎工房さん、せっかく仮見積りしてくれたのにごめんなさいm(__)m

 

結論、海外旅行保険は必ずつけておいたほうがいい

携行品紛失以外にも、突然の事故や体調不良による現地での高額な病院代、損害賠償代など、旅行先では何が起こるか分からないので、海外旅行の際は海外旅行保険は必ずつけておいたほうがいいです。

保険料を抑えたければ、持っているだけで自動的に海外旅行保険に加入できる自動付帯、または旅費をカード払いにすることによって海外旅行保険に加入できる利用付帯のクレジットカードを持参しておくといいかと思います。 

おすすめは楽天カードとエポスカード

おすすめの理由は、下記2種類のクレジットカードはともに年会費無料で、なおかつ海外旅行保険も無料で付帯できるカードだからです。

 

【 楽天カード 】
▪年会費無料
▪利用付帯・・・出国前に旅行代金や交通費をカード払いにすることによって適用される

障害死亡・後遺障害 2000万円
障害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 2000万円
救援者費用 200万円(年間)
携行品損害 20万円(年間)


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【 EPOS(エポス)カード 】
▪年会費無料
▪自動付帯・・・持っているだけで自動的に適用される
▪エポスカードのブランドは「VISA」のみです。

障害死亡・後遺障害 500万円
障害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任 2000万円
救援者費用 100万円
(1旅行)
携行品損害 20万円
(1旅行)

 

EPOSカード
EPOSカード

 

◇上記2点の併用も可能ですので、両方持っていると保証額も合算されてより安心ですね(^^)
※障害死亡・後遺障害は合算されず、保証額が高いほうが適用されます。

◇補償対象はともに本人のみ(楽天カードの場合は家族カード保持者も対象)ですので、子連れ旅行の場合は、お子さんのみ別途海外旅行保険に加入するかどうか検討する必要があります。

 

年会費も海外旅行保険もどちらも無料というクレジットカードはあまりないのでおすすめです。

上記2種類とも、普段使いにもメリット多めのカードです。
▪楽天カード・・・楽天ポイントが貯まりやすく、楽天市場やマクドナルドなど使える場所も多い
▪エポスカード・・・マルコとマルオの7日間セールなど

海外旅行を予定されている方でまだクレジットカードをお持ちでない方は、ぜひ検討されてみてください(^^)

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