
今回4歳息子と9歳娘を連れて行ってきた『竹富島』。
感想は簡単にまとめると・・・
- 本島よりも沖縄の雰囲気や田舎感を味わえる
- 海や星空がきれいすぎる
- 海が遠浅で子連れでも安心して楽しめた
特に星空は涙が出そうなほどきれいで、娘も絶句していました。
そして竹富島はこんな人におすすめです!
- 古き良き沖縄を味わいたい!
- 自然を満喫したい!
- きれいな海で遊びたい!
- ゆっくりのんびり過ごしたい
沖縄に旅行にいくならぜひ立ち寄ってほしい竹富島。
今回一泊してきた感想を、写真を交えながら書いていこうと思います。
目次
竹富島はどこにある??
まず竹富島の場所についてですが、竹富島とは沖縄県八重山諸島の、石垣島と西表島の間にある小さな島です。
下記の地図で表すと、右上に見えている九州の鹿児島県から南におりていくと、赤い丸で囲んでいる沖縄県の島々があります。
(右のほうに小さく見えている大東諸島も沖縄県に含みます。)
© OpenStreetMap contributors
上記の青い四角の部分を拡大すると下記になります。
↓↓↓
© OpenStreetMap contributors
上記の赤い丸で囲んでいる島が竹富島です。
島の小ささが伝わったでしょうか。
本州からはかなり離れていて、お隣の台湾や中国のほうが近いのです。
そして竹富島にはコンビニもスーパーも交番も何もない、その代わりに自然がたくさんある島です。
島の人口はわずか365人、小中学生はたったの34人です(令和元年5月時点)。
小学校と中学校が一緒になった学校が島に一つだけあり、高校にあがると島を出て隣の石垣島に行き、石垣島の寮か親戚の家に住んでそこから高校に通うそうです。
島内は一周9.2kmしかなく、レンタル自転車で2,3時間もあれば一周できるので、日帰りでも充分楽しめます。
が!!私は泊まりで行くことをお勧めします!
理由は夜の星空を見てほしいからと、海遊びにたっぷり時間を使えるからです(^^)
竹富島への行き方
竹富島には空港がないので、隣の石垣島から高速フェリーに乗って行きます。
- 石垣港離島ターミナルからフェリーに乗って約10分
- 上記フェリーは7:30~18:00までの間を30分間隔で運航
※13:00発と14:00発は7・8・9月のみの運航なので要注意
今回の旅で、石垣島から竹富島へは下記スケジュールで移動しました。
12:30 空港を出てバスターミナルからバス乗車
13:02 「石垣港離島ターミナル」にてバス降車
ターミナル内で乗船チケット購入、お土産購入
13:30 竹富島行きフェリー乗車
13:40 竹富島到着
上記の通り、新石垣空港に着陸してから約1時間半で竹富島に到着できました。
バスやフェリーの待ち時間もそれほどなく、順調に行けたと思います。
私は節約のために新石垣空港から港まではバスで行きましたが、タクシーで行けばもう少し時間を短縮できます。
フェリーの時間にもよりますが、新石垣空港から竹富島までの所要時間は1時間~1時間半くらいみておけばいいかと思います。
新石垣島空港は小さい空港なので、預け荷物がない場合は飛行機を降りてから5分ほどで空港の外に出られます。
空港を出て左に歩いて行けばすぐバスターミナルが見えてきます。
バスターミナルの手前にこんなフォトスポットがありました。
バス停は「港行きバス乗り場」などの看板があるのですぐに分かると思います。
手前の「東運輸」の乗り場と奥の「カリー運輸」の乗り場2か所あるので、時間を見て早く発車するほうに乗ればいいです。
ちなみに手前の東運輸バス会社のバス停に立っていたスタッフらしきお姉さんに話しかけられ、バスの往復チケットの割引券をもらえたので、もしそれらしき人が立っていたら話しかけてみてください。
またはバスを降りる時に、バスの運転手さんからこの往復チケット割引券を購入することもできます。
(大人1人往復1,080円が1,000円に割引されました。)
半券をちぎった後の割引券↓
こんなフェリー代の割引券も一緒にもらいました。
フェリー会社もいくつかあるので、もしこの券をもらったら上記地図に書かれている「安栄観光」の受付に行くと、フェリーチケットを割引きしてくれます。
では竹富島での行動記録を、時系列順に書いていきたいと思います。
竹富島子連れ旅行記
【宿泊・・・大浜荘(1泊素泊まり)】
- 竹富島到着(13:40)
・レンタサイクル申し込み(14:45) - コンドイビーチ(15:10~18:30)
- かにふで晩ご飯(19:15~20:30)
- 夜のコンドイビーチで星空観賞(21:15)
- 大浜荘で一泊
↓2日目↓ - 西桟橋(8:30)
- あかやま展望台(11:00)
- パーラーぱいぬ島でかき氷(11:30)
- 水牛車観光(13:00)
- カイジ浜で星の砂(13:50~15:40)
- ちろりん村でスムージー(15:50)
※上記すべての項目を細かく紹介しているととても長くなってしまうので、特におすすめしたい場所は別記事にてまとめています(本文途中にリンクあり)。
そちらもよかったらご覧ください(^^)
❶竹富島到着!
石垣島からフェリーで10分、あっという間に竹富島に到着。
フェリーから降りると、きれいなエメラルドグリーンの海が広がっていました。
こんな海の色、初めて見る・・・とてもきれい。
大阪の緑っぽい道頓堀を見て育ってきた私は驚愕。
海=紺色というイメージが覆されました。
【パノラマ撮影】
あまりにきれいな海に見惚れて、しばらく動かなかった子ども達(笑)
この日に泊まる大浜荘のご主人がフェリーターミナルまでお迎えにきてくれていたので(石垣島を出発する時に連絡済み)、宿まで送ってもらい、荷物を置いて海に行く用意をします。
レンタサイクルの受付
竹富島での移動は観光バス、レンタサイクル、徒歩がありますが、私たちは自由に島内を周りたかったのでレンタサイクルを申し込みました。
下記記事では竹富島のレンタサイクル5社を紹介しているのでよかったらご覧ください!
私は宿泊先から一番近かった丸八レンタサイクルを利用しました。
自転車は大人用、子ども用、子どもいす付き、電動、2人乗りなど、自由に選べます。
私と息子で子どもいす付き自転車1台と、小4の娘が子ども用自転車1台、計2台をレンタルしました。
私が借りた子どもイス付き自転車はこんな感じです。
レンタル時間は14:45から(15時~って事にしてくれました)、翌日の16:30まで借りて、自転車で2日間、島内を満喫しました。
料金は2台で3,600円でした。
大浜荘に宿泊するということで、10%割引の特典があったのが嬉しかったです(^^)
竹富島は暑いうえに同じ風景ばかりで迷子になる事もあるので(私は方向音痴なので何度も迷子になりました)、徒歩での観光だと正直きついです。
さらに、お財布に余裕があるなら電動自転車をおすすめします!
ゆるやかな坂が非常に多い竹富島。私は炎天下の中、後ろに子どもを乗せながら、汗だくで自転車をこいでいました。
上り坂の時はもう必死に立ちこぎをして、本当にバテそうでした(笑)
電動にしておけば良かったと後悔しました(^_^;)
❷コンドイビーチ
竹富島で唯一海遊びができるのがこのコンドイビーチです。
とてもきれいなビーチでおすすめできる場所だったので別記事にまとめました↓↓
❸かにふで晩ご飯
晩ご飯は竹富島で一番大きい食堂「お食事処かにふ」で食べてきました。
どれもこれも美味しかったので竹富島に行かれたなら一度は寄ってほしいところです!
かにふで食べたご飯たちを写真付きで紹介しています↓
❹夜のコンドイビーチで星空観賞
大浜荘に帰ってくると、宿主のお父さんと他の観光客の方たちが入口すぐのテーブルで団欒しており、「これからコンドイビーチに星を見に行こう!」とお誘い頂いたので、一緒に連れて行ってもらいました。
バンに乗って総勢7人でビーチに向かいます。
5分ほどで到着して降りてみると、あまりにきれいな星空に、思わず涙目になりました。
人はあまりにも感動すると涙が出てくるものなんだなぁと。
娘がそんな私を見てさりげなく一言。

なんかかっこいい娘。泣きそうになっている中、大人びた娘の一言に笑いそうになりました。
懐中電灯で照らしながらビーチの奥のほうまで歩いて行き、座ったり寝転んだり、それぞれ思い思いに観賞していました。
懐中電灯がないとはぐれてしまいそうなぐらい真っ暗なので、息子は怖がっていました。
夜のビーチへは自力では行けそうになかったので(レンタカーはないし、徒歩や自転車では真っ暗すぎて道が分からないので)、車で連れて行ってくれた宿のお父さんに感謝です(^^)
❺大浜荘で一泊
星空を見終わって宿に帰ってきたのが22時頃。
急いでお風呂に入って寝支度です。
この日泊まったのは大浜荘という民宿です。
▶大浜荘のホームページ
朝食・夕食はなしにして、素泊まりで7千円でした。
(大人1人、小学生1人、未就園児は無料でした)
一泊でこのお値段は安い!
私は旅行中は観光やレジャーにお金をかけたい派で、宿は睡眠がとれて治安さえ良ければどこでもよく、安さ重視にしたかったので、この大浜荘で充分満足できました。
宿主の方も息子さんご夫婦も、島のことなどいろいろ教えてくれて、とても優しい方たちでした。
宿のクオリティより安さ重視なら、この大浜荘はお勧めですよ(^^)
大浜荘のお部屋は2階のトイレ・お風呂付き(洗面所やタオルはなし)のお部屋でした。
六畳一間のシンプルな和室です。
こちらがトイレとお風呂です。
桶が小さいですね(笑)
でも、安い民宿でトイレ・お風呂付きのお部屋は珍しいので、子連れにはありがたい。
子連れだと共用トイレや共用バスにはやっぱり抵抗があります。
お部屋にはヤモリやアリをたまに見かけるけど気にしない。
というかいちいち気にしていられない(笑)
これも自然のいいところですね。
扇風機はお部屋に置かれていましたが、エアコンは有料で、1時間100円のコインクーラータイプでした。
節約しようと最初は扇風機でしのぎ、汗をかきながら眠りに着きました。
しかし、暑くて途中で目が覚めて眠れなくなった私と娘。
息子は熟睡していましたが顔が火照っていました。
6月末の沖縄は本州で言う真夏のようでした。
あまりに蒸し部屋でこのままでは熱中症の危険もありそうだったので、諦めて100円投入。
すぐエアコンが稼働して涼しい風が。快適。
しかし1時間過ぎたらきっちり電源オフ。
そのまま100円を投入し続け、朝まで400円使ってしまいました。
夏の沖縄では迷わずに、コインクーラーにお金を投入したほうが良さそうです。
民宿の場合はエアコンはコインクーラー式が多いと思うので、エアコン代として1,000円くらいは予算にプラスしておいてもいいかも(^_^;)
❻西桟橋
朝になり、暑さのせいでそんなに熟睡できませんでしたが、竹富島観光の最終日だったので朝から気合を入れ、8時すぎには部屋を出ました。
朝ごはんはサーターアンダギーを皆で分け合いました(^_^;)
自転車をゆっくりこいで西桟橋に到着。
朝一の8:30だったので私たち以外には2組しかおらず、空いていました。
その2組が帰ってから撮影タイムです。
人がいると写真を撮るのにも気を遣うので、空いている朝一がおすすめです。
この桟橋でこんな写真を撮りたかったのです。
桟橋感を出したければ遠くから撮るのがおすすめです。
青い空とエメラルドグリーンの海に地平線。
海に向かって真っすぐのびている桟橋を、手をつないで歩いて行く子ども達。
弟が落ちないようにしっかり手をつなぐお姉ちゃん。
そんな光景を遠くから眺めて、幸せを感じていました。
桟橋の上から海をのぞくと、透明なので魚がたくさん見えます。
青い魚の群れです。
他にも黄色い魚や黒い魚、小刻みに揃ってジャンプする魚の大群など、いろいろな魚たちが見られて楽しめます。
子ども達は魚を見つけるたびに大喜びでした。
※小さなお子さんがいる場合は、桟橋から落ちないように気を付けてくださいね!
桟橋の先まで行くとこのようになっていて、足だけ浸かる事もできます。
※穴が多いので足をとられないように注意です!
ここは桟橋があるだけで他には何もないのに、結局1時間も居ました(笑)
写真を何ポーズも撮ったり魚を見たり、持っていたちんすこうを皆でつまんだりしていると時間はあっという間。
9:30になるとちらほら人が増え始めました。
満足したので西桟橋を後にします。
❼あかやま展望台
次はあかやま展望台に向かいます。
なごみの塔の裏側にある、個人のお宅の展望台です。
※なごみの塔は老朽化により、2016年から登れなくなりました。
1階の入り口に設置されている入場料を入れる箱に100円を投入して、2階へと階段を上ります。
階段を一番上まで上ると、こんな景色が見渡せます。
【パノラマ撮影】
赤い屋根に青い空、たくさんの緑に白い砂利道。
赤、青、緑、白のコントラストが写真映えします。
一番上まで行って、竹富島の街並みをバックにセルカで撮るといい写真が撮れますよ(^^)
1階にあるトイレをお借りする事がきるので、子連れの私たちには助かりました。
❽パーラーぱいぬ島でかき氷
ここの黒糖かき氷が食べたくて、行ってきました(^^)
注文したのはこちら↓
左がエメラルドパイン(¥400)、右が黒糖ミルク(¥600)です。
なかなかのボリューミーですね!
そして黒糖ミルク、想像以上に美味しかったです。
トッピングのミルクは+100円しますが、絶対かけたほうが美味しいと思います!
親子3人で2つ食べましたがちょうどいい量でした。
他にも種類がたくさんあってとてもカラフル!選ぶのもまた楽しいですね(^^)
❾水牛車観光
「新田観光」で事前に予約していた13:00の水牛車に乗ってきました。
所要時間は30分ほどでした。
水牛車観光については写真付きで別記事にまとめています。
❿カイジ浜で星の砂
竹富島のカイジ浜と言えば星の砂で有名なビーチです。
木のブランコやヤドカリもたくさんいて子どもも楽しめるカイジ浜。
詳しくはこちらの記事で写真をまじえて紹介しています↓
⓫ちろりん村でスムージー
カイジ浜から大浜荘へ帰る途中、チロリン村というカフェに入りました。
暑くてバテバテだったので休憩です。
このカフェはスムージーが有名だそう。
子ども達はカラフルなかき氷(¥500)を、私はパイナップルスムージー(¥800)を注文しました。
かき氷はイチゴ+パイナップル+マンゴーの3種のシロップですが、頼めば一色に変更も可能です。
冷たいパイナップルスムージーが体に染みました。美味しすぎて3杯は飲みたかったです。
さて、夕方になってきたので宿に戻ります。
まず丸八レンタサイクルに戻って延長料金を払い、宿に戻って荷物を取り、港まで送ってもらいました。
フェリーターミナルから道路を渡って少し歩いていくと、竹富島の看板?が立っていますよ(^^)
まとめ
以上にて1泊2日の竹富島の旅は終わりです。
個人的には毎年夏に遊びに行きたいくらいの離島です(^^)
ショッピングやアクティビティを目的に旅行したい方には物足りない場所かもしれませんが、沖縄の雰囲気や自然を満喫してゆっくりのんびり過ごしたい方にはぴったりの島です。
都会育ちの私にはこの自然たっぷりな島が新鮮で、とても癒されました。
こんな木のトンネルもありました。
- 移動はレンタサイクル、できれば電動がお勧め!
- 暑くて日陰も少ないので暑さ対策は忘れずに!
- コンドイビーチは遠浅で子連れでも遊びやすい
- 日帰りでも観光可能だけど一泊して星空を見るのがお勧め!
これから子連れで沖縄旅行を考えておられる方は、ぜひ竹富島もプランに加えてほしいです(^^)