
5日目は中環の壁画アートと、ピークタワーからの夜景観賞がメインです。
アートだらけの中環巡りは楽しい!写真好きの方にはおすすめです。
そして香港と言えばあの有名な100万ドルの夜景。
子連れでピークタワーに登って見てきたので、写真とともにご覧ください。
目次
【5日目のスケジュール】
7:00 起床
8:00 朝食
9:10 ホテル出発
9:20 文武廟前の公園で遊ぶ
9:30 文武廟でお参り
10:00 「PMQ」でアート撮影
11:00 MTRで移動「中環」→「太古」
太古モンスターマンション見学
公園遊び
MTRで移動「太古」→「銅羅湾」
13:10 「颱風點心」(Tyfun Dim Sum)で昼食
14:25 MTRで移動「銅羅湾」→「中環」
15:15 ピークトラムツアー集合
15:30 徒歩でピークトラム駅へ
15:55 ピークトラム乗車、16:05到着
17:00 ピークタワー展望台、夜景観賞
20:50 帰りのピークトラム乗車、21:00到着
タクシーでホテルへ
2:00 就寝
ホリデイ・イン・エクスプレスではビュッフェスタイルの朝食がついていました。
この旅で初めての朝食付きのホテル。
旅中は観光がメインで食事がおろそかになりがちだったので、栄養をとるためにも朝からたらふく食べました。
トッピングを盛り付けるお粥がおいしかったです。
文武廟でお参り
9時すぎに出発して文武廟へお参りに行きました。
ホテルからここに行くまでにたくさんの階段があって、バギーでの移動は一苦労。
上環駅からホリデイ・イン・エクスプレスホテルまでは平たんな道なのですが、このホテルから駅と反対方向は、このように坂道や階段だらけなのです。
弟の脱げた靴を履かせてあげる姉。
優しいお姉ちゃんです。
文武廟の前に到着。
朝の9:30でしたが人がちらほら。
道路を挟んで向かいに小さな公園があったので、子どもたちを遊ばせます。
香港の公園ではプラスチック製のカラフルな遊具が多い印象です。
子どもたちが満足したところで文武廟の中に入ります。
昨日のマカオの寺院とは違って、線香の下にちゃんとフタがされていたので、灰が落ちてくる心配なしです。
入口に置かれていた線香の束を購入して、3本ずつそれぞれの香炉に供えていきます。
真剣にお参りする娘と息子。
何をお願いしているのか気になる(^_^;)
中環のウォールアート巡り
お参りを終えて文武廟を出て、最初の目的地はPMQ(元創方)というショッピングモールです。
下記ルートで回りました。
ハリウッドロード(荷季活道)を中環方面に進みます。
このハリウッドロードは壁画アートで人気のロード。
私もそれが見たくて歩いていたら、PMQのすぐ手前の道(城皇街)を右に少し入ったところの階段の手前に、こんな根っこむき出しの大きな木を発見!
ウォールアートならぬウォールツリーです。
★1
まるでラピュタみたい!
ラピュタの最後の木が上に上がっていくシーンみたいでした。
それにしてもこの木、よく倒れないなー(;・_・)
PMQまで到着すると、入り口の道路を挟んだ向かいにこのようなウォールアートがありました。
★2
鮮やかな円がたくさん!映えますね~
ようやくPMQに入ります。
お目当ては鯉の絵が描かれた階段アート。
★3
ハリウッド棟(ハリウッドロード沿いの棟)側の外側にある透明の手すりの階段です。
真正面から絵がつながるように撮るとうまくとれます(^^)
広場にはこのような柱もあります。
アートがたくさんのこの施設、屋内にも階段アートがたくさんあるので探してみてくださいね(^^)
PMQのアートに満足して、出てからハリウッドロードをさらに中環方面に歩きます。
するとすぐこんなアートが。
★4
★5
あの有名なジー・オー・ディーのストリート・アート到着!
朝の10:30だったのでまだ人もまばらで、人が写らずに写真が撮れました。
★6
ここは車がよく通るので、撮影する際は気を付けてくださいね。
日本ではこのようなウォールアートはなかなか見かけないのでとても新鮮で、街を歩くだけでも楽しく感じました。
太古のモンスターマンション
中環(セントラル)駅まで辿り着き、MTRで太古(タイクー)駅まで移動します。
「中環」駅
↓ 8駅/15分
「太古」駅
しばらく歩くと見えてきた大きすぎる建物。
これが「益昌大厦」というモンスターマンションです。
トランスフォーマーのロケ地になったことで有名ですね。
室外機むき出しで古そうな建物、外から見るとまるで廃墟みたい(^_^;)
でも中に入ると、やっぱりフォトジェニック。
マンション内には「% Arabica coffee」というおしゃれなカフェが2018年11月にオープンしたので、こちらも一緒に行ってみたいですね(^^)
※一般の住居なので、撮影の際は住民の方々に配慮しましょうとのことです。
ちなみに太古駅からモンスターマンションに行くまでの途中に公園があるので、お子様連れの方はここでひと遊びさせると、子どもも退屈せずにいいですね。
銅羅湾の「颱風點心」で点心ランチ
13:00頃、太古(タイクー)から銅羅湾(コーズウェイベイ)のリー・ガーデンズへ向かうため、MTRで移動します。
「太古」駅
↓ 5駅/9分
「銅羅湾」駅
銅羅湾駅のF1出口から徒歩5分ほどですぐにリー・ガーデンズ到着です。
高級ブランドが並んでいて、とてもキレイなショッピング施設でした。
4階の「颱風點心」に入ります。
子連れでも入りやすいレストランでした。
席に着くと、まずはお茶とお通しが出てきます。
カラフルなテーブルがかわいい(^^)
見た目重視で下記4点を注文しました。
①スープ入り金魚のエビ餃子→美味しい!
上湯金魚餃 48 HK$
②パンダのまんじゅう→美味しい
熊猫鶏包仔 36 HK$
③タロイモのパフ→まずい・・・
松露天鵝酥 38 HK$
④桃のまんじゅう→まずい。
蛋黄蓮蓉嘉包(2個) 28 HK$
子ども達も同じ反応でした。
見た目と味は比例しないですねー(^_^;)
お茶代も合わせて合計218 HK$(約3千円ほど)でした(^^)
腹ごしらえも終わり、夜景を見るために中環駅まで戻ります。
100万ドルの夜景を見るためにピークタワーへ
香港島の太平山の頂上付近に「ヴィクトリアピーク」という展望エリアがあります。
そこに建っている「ピークタワー」のスカイテラス428という展望台から、ヴィクトリア湾と九龍半島の両方の夜景が大パノラマで楽しめます。
夜景を見るならこの展望台の最前列で見るのがおすすめ。
このピークタワーに行くには、バスやタクシーで直接行く方法と、「ピークトラム」というケーブルカーに乗っていく方法があります。
ピークトラム山麓駅からピークトラム山頂駅までの1.4kmを8分かけて登っていき、10分~15分間隔で運行しています。
最大勾配は23度で、乗ると斜めすぎて急勾配なのが分かります。
乗車するには、乗車券を現地の窓口で直接購入するか、オクトパスカードをかざすか、または事前にツアーを予約する方法があります。
私たちはせっかくなのでピークトラムに乗っていくことにしました。
ただこのピークトラムは人気が高く、予約せずに行くと大行列に並ぶことになるので、日本から「kkday」というサイトで予約していきました。
「kkday」でピークトラム+スカイテラス428展望台のツアー予約
ツアーの集合場所は中環駅のK出口。
15:30集合で、15分前にはK出口前に居るようにとのことでした。
本当に来るのかな?と心配しながら待っていたら、ちゃんと赤い旗を持った陽気なおじさんが来て、その人が持っていた名簿に私たちの名前が載っていたので一安心。
10人くらいいた中で日本人は私たちだけで、後は中国人や台湾人でした。
おじさんの中国語の説明が始まって、その後私たち向けにもう一度英語で説明してくれました。
英語の説明で分からない部分も多々ありましたが、ok、ok、と頷いて分かっているフリ(笑)
さて、徒歩でピークトラムの駅に向かいます。
10分ほど歩くと駅に到着。聞いていた通りピークトラム待ちの長蛇の列ができていました。
1時間以上待ちそうなほどの列でした。
私たちのように事前にツアーの予約をしている人は、並んでいる人がいても優先的に乗車できます。
予約せずに行くとまずチケットを購入するのに並び(オクトパスカード持参の人は買わなくてok)、乗車するまでにまた並び・・・と待ち時間がかなり発生するので、ピークトラムに乗りたい場合は事前予約がおすすめです!
【香港】ビクトリアピーク行きKKday専用車+香港マダム・タッソー蝋人形館入場チケット
行きのピークトラム
ピークトラムの車内は狭いので、バギーを畳んで待機します。
ピークトラムが来ました。
右側が景色がいいと聞いていたので、右側の席確保。
動き出すとあまりの傾斜に驚きます。
首に力を入れないと後ろに持っていかれそうでした。
ピークトラム山頂の駅に到着。
ピークタワーに直結しているのでそのまま入ると、たくさんのお土産やさんがあったので物色しました。
暗くなる前の景色も見たかったのと、夜景を最前列で見たかったので、トイレを済ませてスカイテラス428の展望台に上がります。
時刻17:00頃でしたが、展望台は人はまばら。
展望台右側の、街が見えやすい位置をキープしました。
100万ドルの夜景
以下3段階の、夜景に変わっていく香港の街です。
手持ち撮影です。
<明るい香港の街>
<夕方の香港>
<夜の香港の街>
夜の写真を撮る頃には展望台は人だらけ。観光客でごった返しています。
とても三脚を立ててゆっくり撮影という感じではありません。
夜から来てもベストな位置の最前列に行くことは難しいので、人が混む前から良い位置をキープしておくときれいな写真を撮りやすいです。
私も2時間以上見とれて、最前列で眺めていました。
その間子どもたちはミニオンのDVDを真剣に見ていました。
すると他の国のこどもたちも退屈だったのか周りに群がってきて、一緒になってみんなで見ている光景が面白かったです。
帰る前にプロのカメラマンにも撮影してもらいました。
(展望台チケットを購入するときに、プロカメラマンによる撮影用のチケットも一緒に渡されると思います。)
この時自分用のカメラで撮ってもらうことはできないので、もしそうしたければ後ろに並んでいる人にお願いするといいかもしれません。
私も後ろの人にお願いしましたが、後で見返すとブレブレでした(^_^;)
プロカメラマンの撮影写真代、値引きできました
そして展望台を後にして、エスカレーターを降りるとすぐに「科龍世界」というショップがあって、撮ってもらった写真を確認・購入できます。
写真を確認するととても上手く撮れていて、珍しく息子もカメラ目線で決まっていました。
気に入れば購入できるのですが、お値段がかわいくない・・・
私の時は、データの購入のみで100 HK$×人数分でした。
ということは私と娘と息子で×3人分=300 HK$(約4,200円)になると言われ、さすがに写真1枚のデータに4千円以上は高いなと思い、「高いから結構。」と簡単な英語で断り、帰りかけました。
するとスタッフのおじさんにとめられて、なんと値下げしにかかってきました(笑)
「男の子の年齢が小さいから、この子の分は含まずに2人分の値段でいいよ!」と英語で言ってきました。

と思ったのを我慢して、×2人分の200 HK$(約2,800円)なら買ってもいいと思えたので、結局購入しました。
その写真がこちら。
やっぱり高くても買ってよかったと思える写真です。
この旅で一番お気に入りの写真になりました。
周りに誰も写らずに夜景をバックに撮るなんて、自分たちでは不可能なので。
皆さんももしプロカメラマンの写真を購入される場合は、お子さんが小さければ値下げしてくれるかもしれません(笑)
さて、時間も遅いので帰ります。
ピークタワーはこんな形です。
このおわんみたいな形の一番手前あたりで、夜景を眺めていました。
帰りのピークトラムは優先乗車なし
帰りのピークトラムはツアー予約であっても優先乗車はできないので、列に並ぶことになります。
私たちの時は20:00時点で1時間待ちでした(;’∀’)
タクシーでも帰れるけれど、往復チケットの料金でツアー予約をしてきたので、仕方なく並びます。
この時も持っていたDVDプレーヤーのおかげで、子ども達は退屈することなく助かりました。
待っている間に雨がふってきて、持っていたカッパでしのぎます。
夜景を見ている時に降らなくて良かったです。
1時間後やっとピークトラムに乗車。
地上に降りてきたのが21:00でした。
夜のピークトラムの駅です。
この時点でかなり疲れていたので、この旅で初めてタクシーを使いました。
ピークトラム駅周辺にはタクシーが待機しており、運転手さんに漢字でホテル名を見せるとOK!と言ってくれたので乗ります。
メーター制だったのでぼったくりの心配もなく安心。
ホテルに着いたのが21:30。
この日も遅くまで遊びました。
おやすみなさい(^^)
次の日は香港観光、ついに最終日です!