
子連れで初めてのマカオ。
マカオって子連れでも楽しめるのかな?と不安を抱えながら行きましたが、行ってみたら予想以上にすごく楽しめました!
①高速フェリー(約60分)
②港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)を渡る
(バスで約30分/2018年10月開通)
今回私たちはフェリーでマカオへ行ってきたのでその体験記と、夜のマカオについて書いていきます(^^)
- 香港からマカオへフェリー移動の体験記
- 夜の街-マカオの雰囲気
- 子連れでの夜市の楽しさ
目次
【3日目後半のスケジュール/マカオ】
13:25 東涌(トンチョン)駅到着
◆MTRで移動 東涌駅(トンチョン)→香港駅
▪東涌駅(トンチョン)
↓ 27分/7駅
▪香港駅
14:15 フェリーターミナル「信徳中心」到着
14:30 フェリーチケット受取
スタンバイ列で待機
15:30 フェリー発車
(フェリー移動1時間)
16:30 マカオ到着
16:40 マカオ入国完了
16:50 ホテルシャトルバス乗り場へ待機
17:05 シャトルバス発車
17:15 ポンテ16(ホテル)到着
徒歩でマスターズホテルへ
17:30 マスターズホテル到着、チェックイン
18:30 「康公夜市」で食べ歩き
セナド広場、カジノ街探索
19:45 ウィンマカオ 噴水ショー
「康公夜市」に戻り食べ歩き
21:30 ホテル帰宅
22:30 就寝
香港・マカオのフェリーターミナル
ここで香港とマカオのフェリーターミナルについて少し説明させていただきます。
いらない方は飛ばしてくださいね!
私は下記の地図にある、①の香港マカオ・フェリーターミナル(香港の上環)から④のマカオ・フェリーターミナル(マカオ半島)へ、フェリーで移動しました。
ターミナル名が似ていてややこしいですね(^_^;)
香港にあるマカオ行きのフェリーターミナルは3か所
①香港マカオ・フェリーターミナル(港澳客輪碼頭)
MTRの上環(ションワン)駅から徒歩約10分
②チャイナ・フェリーターミナル(中国客運碼頭)
尖沙咀(チムサーチョイ)駅から徒歩約15分
③スカイピア・フェリーターミナル(海天客運碼頭)
香港空港に隣接/香港空港を経由してマカオに入国する場合のみ
↓
★の拡大図
↓
© OpenStreetMap contributors
マカオのフェリーターミナルは2か所
④マカオ・フェリーターミナル(マカオ半島)
⑤タイパ・フェリーターミナル(タイパ島)
マカオ半島に行って世界遺産巡りをしたい方は④番へ、タイパ島でタイパヴィレッジの観光やコタイ地区のホテルに行かれる方は⑤番に行かれるといいと思います。
マカオ半島⇔タイパ島はバスやタクシーで移動できます。
フェリー会社は2社
①ターボジェット(噴射飛航)赤色。
行き先:ほぼマカオ・フェリーターミナル
②コタイジェット(金光飛航)青色。
行き先:タイパ・フェリーターミナル
上記2社は移動時間も料金もほぼ同じ。違いはマカオ半島かタイパ島のどちらのターミナルに行くかです。
私はマカオ半島に行きたかったので、①のターボジェットを予約していきました。
香港マカオ・フェリーターミナルに行くまで
ゴンピン観光に満足してノボテルホテルに戻り、フロントの荷物を引き取って東涌(トンチョン)駅からフェリーターミナルに向けて出発です。
MTRの東涌駅から香港駅までは27分、香港駅から香港マカオ・フェリーターミナルがある信徳中心(シュントックセンター)までは、子どもの足で徒歩約15分ほどかかりました。
バギー、スーツケース、ボストンバッグを持っての移動が大変でした(>_<)
飲食店やお土産やさん、旅行会社などがたくさん入っています。
信徳中心の最寄り駅はMTRの上環駅ですが、東涌駅から上環駅に行くには香港駅⇔中環駅の乗り換えは距離があり時間がかかるので、香港駅から直接歩いて信徳中心に向かうほうが早いとのことでそうしました。
- 香港駅E出口からエスカレーターを2つ上がる。
(2つ目を上がると正面に「Godiva」のお店が見えます。) - 「Godiva」を正面に立って左斜め後ろに見える「国際金融中心」に入り、そのままロビーを突き抜ける。
- 信徳中心までの歩行者連絡通路に出るので、そのまままっすぐ歩いて突き当りを右に曲がると、フェリー埠頭が見えてきます。
途中で看板もありますし、とても簡単です(^^)
歩行者連絡通路はこのように屋根付きで、雨の日でも安心です。
私はバギーを押していたので、娘がスーツケースを押してくれて何とか移動できました。
信徳中心に着いてからフェリー乗車まで
- 3階のチケットカウンターでチケットをもらう
- チケットカウンター左側にある通路「西橋/WEST BRIDGE」へ
- 出国審査(パスポート、チケット、※出入国カード提示)
- 搭乗口のロビーへ
①予約時間より早く到着した場合 → スタンバイ列に並んで待機、前の便で空きが出れば乗車。
②予定通りの便に乗る場合 → 搭乗口のロビーにあるカウンターで、チケットに座席番号のシールを貼ってもらってアナウンスが流れたら乗車。電光掲示板であらかじめ搭乗する便のゲート番号を確認しておく。
※出入国カードとは香港に入国する際に提出した出入国カードの2枚目です。
フェリーターミナル内は広いのでたくさん歩きますし、上記のような手続きがありますので、余裕を持って予約時刻より早目に(遅くとも発車30分前には)到着することをおすすめします。
私たちが無事にフェリーターミナルに到着したのが14:15。
チケットカウンターに行き、チケットと交換します。
休日の当日予約は遅い時間しか空いていないと聞いていたので、私たちは事前に「kkday」というサイトで3人分の事前予約をしていきました。
予約後にメールで届くバウチャー(予約確認書のようなもの)を日本から印刷して持ってきて(携帯画面の提示でも可)、それをチケットカウンターで提示してチケットと交換しました。待つこともなくすぐ交換できました。
日本でフェリーの事前予約をするとき、予約時間に悩みましたが、当日何が起こるか分からないし、乗り遅れだけは避けたかったので余裕を見て16:45発の便を事前予約しました。
しかし当日は旅(午前中のゴンピン観光)が順調に進み、フェリーターミナルに到着できたのが14:15、フェリー予約時刻の2時間半前でした。
私としては少しでも早くマカオ入りして夜の街をゆっくり観光したかったので、便を早めたくてスタンバイ列に並びました。(現地の職員にもスタンバイ列に並ぶようにすすめられました。)
すると運よく15:30発の便に空きが出て乗ることができました(^^)v
1時間以上も便を早められてラッキーです。
係員の案内に従って進み、チケットに座席番号のシールを貼ってもらって船内に入り、スーツケースと折りたたんだバギーを所定の荷物置き場に置いて着席です。
しかしスタンバイ列に並んでいても空きが出なければ、予定通りの便に乗ることになります。
フェリーは揺れると聞いていたので私も子どもたちも酔い止めを飲んで準備万端。
子どもたち移動中は寝てくれたのもあり、船酔いは大丈夫でした。
あとは船内は冷房が効いていて寒いので、上着があったほうがいいですね。
マカオに着いて入国審査
1時間はあっという間で、ついにマカオ到着です。
荷物を持ってフェリーを降り、人の流れに沿って進むとすぐ入国検査場に着きます。
香港とマカオ、同じ中国でも出入国の手続きが必要なんですね。
入国検査は流れも早くてあっけなく終わり、ゆるいな~と感じました(笑)
フェリーが到着してから入国検査完了まで、わずか10分しかかかりませんでした。
この時、マカオも入国スタンプはないので、代わりにもらう紙切れをなくさないようにパスポートに挟んでおきます。
これで無事にマカオに入国できました。
マスターズホテルにチェックイン
フェリーターミナルを出てポンテ16行きの無料シャトルバスに乗り、10分ほどで到着。
ここから歩いてすぐのところにマスターズホテルがあるのですが・・・
狭い歩道に汚い街並みに、マカオって楽しいのかな?と、歩いている途中にだんだんと不安になってきました(;_;)
マカオの街並み、こんな感じ↓
一見物騒に見えますが、これがマカオの普通です。
香港からのフェリー代も安くはなかったので(3人で往復14,093円)、余計に気分が沈みます。
結果的にはマカオにも寄り道して本当に良かったと思えるくらい楽しい旅行だったのですが、まだこの時点では、想像以上に廃れた街並みを見て不安でいっぱいでした。
17:30頃、無事にチェックイン。一安心です。
マスターズホテルへの行き方や宿泊した感想については、こちらの記事にまとめていますのでよかったらご覧ください(^^)
内観もまずまずで、前日までのノボテルホテルが良すぎてギャップにとまどいますが、寝るだけなのでこれで十分です(^^)
1点よかったことは、今回の旅のホテルの中でこのホテルだけバスタブがあったので、夜ゆっくり湯船につかって疲れをとることができました。
この日の香港からマカオまでの移動時間はフェリーも含めて4時間。移動に疲れました。
夜のマカオ観光
ホテルで1時間ほど休憩して、18:30からマカオの街探索です♪
とりあえずあの有名な玉ねぎのような形をしたグランド・リスボアを間近で見たくて向かっていたら、偶然にも「康公夜市」を発見して寄り道しました(^^)
康公夜市
これは事前の下調べでも情報がなくて、ガイドブックにも載っていなかったので嬉しい発見!
地図上だと、このピンクで囲った通りです。
ポンテ16からセナド広場方面へのびている新馬路という大通りを歩くと、すぐ左手に現れます。
ここで晩ご飯を済ませます。
日本で言うお祭りみたいで、気分が上がります。
こんな子どもができそうなゲームもありました。
中はたくさんの人で賑わっていて、とても活気があります。
みんな思い思いに食事したり団らんしたり、楽しそうでした(^^)
日本では夜市というものがあまりないので、こういう光景を見ると羨ましくなります。
ぶらぶら歩いていると、美味しそうな麺を見つけたので買ってみました。
欲しかった麺を指差したのに、その隣の麺を渡されました(^_^;)
でもここは海外、気にしない精神大事です。
きしめんみたいな平らな麺の焼きうどんみたいな感じ。
普通に美味しくて子どもたちにも好評でした。
これを食べていた時に近くにいたおじさんが話しかけてきて、私たちが日本人だと分かるとなぜか喜んで、知っている日本語を何個か言われました(笑)
とりあえず私もノリ良く復唱しておきました。
こういう地元民とのふれあいも、旅の醍醐味ですよね(^^)
夜のセナド広場
夜市を出て新馬路をまっすぐ歩くと、ガイドブックにも載っていたセナド広場へ。
夜のセナド広場、ライトアップされていてとてもきれい。みとれます。
噴水も色がかわってすごくきれいでした。
セナド広場を少し奥に入るとすぐ見えてくる、聖ドミニコ教会。
こちらもライトアップされていてきれいです。
リスボア、ウィンマカオの噴水ショー
さて、新馬路にまた戻り、さらにまっすぐ歩いてリスボア方面を目指します。
そしてついに到着、グランド・リスボア・マカオ♪
歩いている人と比べると大きさが伝わるでしょうか?
こういう変わった建物を見るのが好きなのでテンションが上がります。
すぐ隣にはカジノ・リスボア。
電気がまぶしすぎてピッカピカです。
グランド・リスボア・マカオもカジノ・リスボアも、電気の模様や色が次々に変わっていくので見ていて飽きないです。
一体これは電気代いくらかかっているの?と思うくらい、ピカピカな景色。
夜景好きの私にはたまらない(^^)
カジノリスボアから道路を挟んですぐ近くに、高級ホテルのウィン・マカオが見えます。
このホテルの噴水ショーを見たくて目の前まで行きました。
朝の11:00~夜の23:00まで、15分毎/1回3分間という短いショーですが、無料で観覧できます。
とても高いところまで水が上がったり、音楽に合わせて生きているかのような水の動きに、子どもたちも夢中で見ていました。
昼より夜のほうがライトアップされていて見応えあるかと思います。
次のショーの時間を知りたければ、ホテルの入り口に立っているドアマンに聞いたら教えてくれますよ。
ショーを見る時は中央から見るといい写真が撮れるのでおすすめです。
ウィン・マカオのホテルから海側を眺めると、マカオタワーとタイパ島につながる橋が見えます。
明日はあの橋の向こう側、タイパ島に行くんだ!と、橋を見て気分が高鳴ります。
カジノの街並みも見れたし噴水ショーも見れたし、満足してマスターズホテルに向かいます。
ゆっくり徒歩で向かいました。
この時点で夜の20:00を過ぎていましたが、土曜日だったからか周りは観光客や子連れファミリーで賑わっていたので、何も不安なく子連れで行動できました。
ただ路地裏や人気の少ない道には入らないように気を付けていました。
帰りしなに福隆新街に辿りつけたので撮影。
こういう雰囲気がある場所が好きです。
明日の朝、明るい景色を撮りにまたここに行く予定でしたので、ひとまず退散。
そのあと先ほど寄った康公夜市へまた戻ってきました。
特大カラーわたがしや光るジュース、牛乳プリンなどなど、いろいろ買ってみました。
娘はわたがしに大喜び(^^)


牛乳プリンも美味しかったです。
お祭り気分でテンションが上がります。
子連れでも安全に楽しめる夜市、ぜひマカオに旅行の際は寄ってみてください♪
満足してホテルに帰宅したのが21:30。
マカオに到着してばかりのあの不安は吹き飛んで、初のマカオ観光は親子で楽しめました。
明日はマカオ半島で世界遺産巡りと、橋を渡ってタイパ島巡りです。